主催:東北大学 文学部/大学院文学研究科 言語学研究室
 
新しい言語研究のための脳波解析法ワークショップ
~事象関連電位から発生源推定、個人内・個人間ネットワークへ~
 
講師:時本真吾先生(目白大学外国語学部・教授)
日時:2017年10月1日(日) 9:00~16:00
場所:東北大学川内南キャンパス(仙台市青葉区川内27-1)
   文科系総合講義棟(キャンパスマップのC19) 105教室

 
 
 脳波は長い研究の歴史がある脳活動の指標です。特に事象関連電位(ERP)は、行動実験では得られない反応傾向が現れる繊細な指標ですし、計算手順が簡単なことも手伝って大変多くの研究知見が蓄積されています。 言語理論はERPの研究知見を積極的に受け入れてきました。但し、脳波は頭皮上の電圧の変化なので、MRIのように脳内の活動を直接見ている訳ではありません。また、ERPも、研究の進歩に伴い、以前のように単純に解釈できなくなりました。一方で、脳波はMRIでは観察できない短時間内での脳活動変化を観察できます。また、計算機と解析技術の進歩によって脳波から脳内の神経活動を推定できるようになりました。  
 このワークショップでは、まずERPの解析手法をおさらいし、ERP以外の指標を含め、脳内の神経活動を分析する練習をします。
 
 
定員:30名(申し込みによる先着順)
参加費:無料
参加資格:言語の脳波解析をこれから実施しようとしている人
持ち物:MATLAB,EEGLABがインストールされたラップトップコンピュータ
 
【申し込み方法】 9月26日(火)までにE-mailにてお申し込みください。 
【必要事項】①氏名(ふりがな) ②所属  ③職名(学生の方は学年)
【申し込み、問い合わせ先】 
  木山幸子(東北大学大学院文学研究科)skiyama/at/tohoku.ac.jp   (/at/を@に変えてください)
 
ポスター 
 
 
支援:東北大学TUMUG支援事業、科学研究費若手(A)16H05940
 
 
 
Copyright 2017 Sachiko Kiyama. All Rights Reserved.